若返りのひみつ

糖分の摂りすぎは怖いの?!

 ビタミンCなど、抗酸化物質を含む食べ物やサプリメントが、これまでは、肌のシミ対策に使われてきました。

 でも、最近よく聞かれるのが「酸化」と共に「糖化(とうか)」という言葉です。糖化とは、コラーゲンなどのタンパク質が、糖といっしょになって変性することです。

 糖は、お砂糖のみならず、白米やパンなど炭水化物の食べ物が、最終的に分解されてできます。その糖は、身体が活動するための栄養分ではありますが、過剰に摂りすぎると、身体のあちこちで悪さをします。

 たとえば、皮膚のコラーゲンにペタッとくっつくと、皮膚の弾力が無くなってしまうのです。これではいくら外からコラーゲンを食べたり塗ったりしても意味がありません。血管の筋肉の蛋白質(コラーゲンなど)にくっつくと、血管が固くなり(動脈硬化)、高血圧を引き起こします。

 白内障も、水晶体のコラーゲンに糖がくっついて、濁るから起きる病気なのですね。ですから、糖分を摂りすぎないこと、摂ったら、速やかに外に出すこと・・ですから、糖を燃焼させる運動も大切ですね。

 では、どうやって外に出したらいいのか?次回はその方法をお届けします。

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